お客様事例|伊勢市の新築にRELAX2000とナチュールフォームのウッドスプリングベッドをお届けしてきました
RELAX社のウッドスプリングベッドをお届け
一昨日、S様ご夫妻の新居にウッドスプリングベッドをお届けしてきました。日差しの暑い日でしたが、真夏と比べると随分と納品が楽になりましたね。
お届けしてきたのは、ベッドフレームもウッドスプリングもマットレスも全てオーストリアのRELAX社の製品です。これまでS様ご夫妻はキングサイズのベッドにムアツふとんをセットしておやすみになっておられましたので、大きく寝心地が変わることになります。
横向き寝を意識したフィッティング
ご主人はイビキ対策としての横向き寝、奥様は仰向き寝が落ち着かないので横向き寝という違いはあるものの、お二人とも横向き寝が基本という点は共通していました。マットレスを検討する上でメインの寝方が「仰向き寝か、横向き寝か」というのはかなり重要な話です。もちろん両方あるから決められないというケースもありますが、基本的にはどのポジションで眠りに入るかを基準に判断されるのがよろしいかと思います。
横向き寝(側臥位)において大切なことは、①背骨のアライメントを整えること、②肩とお尻のプレッシャーを和らげること、そして③それでいながら仰向き寝のことも考慮すること、だと僕は考えています。
その中で最も難しいのは①ですね。逆に最も簡単なのは②。そして全てを高いレベルで同時に成立させるのが何よりも難しい。実際は予算の問題もありますので、全部が難しい場合は①は捨てて、②と③を追求するのがベターでしょう。
2種類のウッドスプリング。RELAX2000コンフォートショルダーver.とナチュールフォーム。
今回は①、②、③の全てを高いレベルで同時に成立させることを目指しました。こういう時にウッドスプリングとラテックスマットレスの組み合わせは威力を発揮します。
お二人の体型と感覚(嗜好)を考慮した結果、ご主人は「シルバーネスラテックスマットレスH140ハード」と「ナチュールフォーム」の組み合わせ、奥様は「シルバーネスラテックスマットレスH140ハード」と「RELAX2000コンフォートショルダーver.」の組み合わせとなりました。
我々も日頃からムアツふとんを販売しているからこそ分かることですが、これまでS様ご夫妻がご使用になっていたムアツふとんは単独使用では横向き寝に向きません。シンプルに硬いので、肩とお尻の出っ張りを吸収させたり、プレッシャーを和らげることに不向きです。これは商品が良い悪いということではなく相性の問題ですね。(※ムアツふとんをベースマットとして使用し、トップレイヤーにソフトフィットオーバーレイやラテックスマットレスを持ってくるとかなり良くなります。それでいてムアツふとんは中身のブロックを入れ替えられるのでヘタリ対策にもなります。)
ムアツふとんとウッドスプリングベッド(ラテックスマットレス)を比べて頂くとお二人ともすぐに両者の違いを分かって頂けました。
オーダーメイド枕もお二人に合わせてお作りさせて頂きましたので、きっと快適におやすみいただけることと思います。S様この度はありがとうございました。